先月に続き、今月もお休みを頂いて寅さんロケ地を訪問しました。
今回は第19作の「寅次郎と殿様」のロケ地伊予大洲です。
すでに多くの先輩諸氏がロケ地については色々とブログにアップされているのでそちらを参照に歩きました。
まずはプロローグで夢から覚めた寅さんが駅員さんに起こされる下灘駅・・・・
当時はまだ有人駅だったようですが、現在は無人駅・・・当時はそんなに有名な駅ではなかったのですが
今では日本で一番海に近い駅、夕焼けがキレイな駅としてとても有名な駅です。
映画のシーンより
映画のシーンより
現在の下灘駅
夕焼けを見るために多くの観光客の方が・・・中国から観光の方も・・
下灘ををあとにして、本編の目的に向かいます。
今回のヒロインは真野響子さん・・・役名は「鞠子」さん
鞠子さんの登場は亡くなったご主人のお墓のある法華寺・・・・・大洲の観光案内パンフレットには記載されていな
いので、観光案内所に・・・・そこのオジサンが「すぐそこや・・わしの家の墓があるからいつも登っとる」と指差し
た先には小さな小山が・・・「あの上やけどすごい坂やから年寄りには墓参りも大変や!」
観光案内所のすぐ目の前、さあ行くぞ
チョット行くとみえてきたけど、すごい坂道・・・・ここをこの酷暑の中登るのか・・・・映画の中では石垣に
こんな補強はされていなかったけど、崩落の危険があるのでガッチリ保護されている。
心臓がバクバクになりながらようやく到着したけどお墓の前は木々が鬱蒼としていてどこかわからない
こちらがお墓から鞠子さんが大洲の市内を眺めるシーン
相当上まで登らないと市内が見えないほど木々に邪魔されていました・・・残念
墓参りを終えた鞠子さんは「おはなはん通り」へ
映画のシーン(おはなはん通り)
僕ら世代より上でないと知らないNHK朝の連続ドラマの「おはなはん」のロケに使われた通りです。
実はTVドラマ「東京ラブストーリー」で完治とリカが歩いたシーンにも使われています。
東京ラブストーリーより
現在は壁の傷みもキレイに修復されてキレイになっていました。
おはなはん通りを抜けて、鞠子さんは肱川に向かうのですが、「東京ラブストーリー」が出てきたので
肱川までの途中にあるポストを目指しました。ドラマの中で、リカが完治に内緒で手紙を投函した
ポストです。(観光案内のパンフレットにも明記されています。)
ドラマのシーン
実際のポスト
さて寅さんに戻りますが、肱川に向かった鞠子さん、肱川名物の鵜飼船の発着場へ・・・・・
映画のシーン
映画は夕暮れですが僕が行ったのは昼過ぎ・・・・鵜飼舟、肱川橋、その向こうには大洲城が見えます。
この石垣塀の反対側に鞠子さんが止まった旅館「伊州屋」さんがあります。
実際は老舗旅館「油屋」さんですが、映画では「伊州屋」となっています。
映画のシーン
残念ながらロケに使われた旅館「油屋」さんは廃業されてこんな状況になっていました。
ただ、奥の敷地で炉端焼きのお店「油屋」として営業されています。ランチで釜揚げしらす丼定食を頂いた
のですが、老舗旅館だけに味もサービスも申し分有りませんでした。
さて続きはパート2で・・・・・